6/6 一般質問
6/5 ・6名のに続き、6/6・6名が登壇しました。
大項目①医療費と国民健康保険税について
国保税の税率引き上げと赤字財政、医療費が増加している現状から健康づくりに積極的取り組む必要性。検診受診率向上への施策、検診結果相談の強化、さらに子供から高齢者まで健康的イキイキは生活環境が大切。減らそう食塩食べよう野菜の啓発に向けて「ベジチェック」を取り入れるなど、野菜摂取の見える化で食生活見直す施策を提案しました。
大項目②東農業者トレーニングセンターと公共施設再編方針について
質問内容全文を掲載します。答弁で行政事務執行のあり方はけケースバイケースといった疑問の残るものでした。【質問内容全文】
令和5年度予算で耐震補強工事の予算がつけられ、この工事の入札中止後の状況と方針について伺います。利用者や市民から、工事はいつ始まるのか、いつになったら使えるようになるのか説明を求められてきました、これまで令和6年2月,令和7年2月全員協議会で同じ質問をしておりますが、明確な答弁をいただいておりません
●令和4年度当初予算で耐震補強実施設計をしたが、工事が行われていない現状にあります、なぜなのか理由を伺います
●不足分1298万円の補正予算要求が財政サイドで通らなかった理由伺います●耐震補強も含め維持補修は建設当時の建設費の10パーセントであるから認めなられない(2億円)2000万が目処であり3000万認められない
では、理由として物価高騰による入札の不備とのことだが、他の工事などは、物価高騰を加味し予算請求があるように見受けられるが、今回それを受け入れないのはなぜか
●工事中止を利用者や市民にどのように説明したか
●【耐震基準を満たしておりませんので、貸し出し休止しております
市では現在、公共施設の適正なあり方や今後の方向性など検討を行う予定であり、その方針によっては耐震基準を満たしたうえで貸し出しを再開することとなります】 この内容で説明責任を果たせたのか伺います
●また、計画には耐震取り組み方針として、旧耐震であるため安全対策を講じます,と記されています
平成28年から貸出休止のまでの間、安全が保たれない施設を使用続けていたことの責任。ここにきて物価高騰真っ只中で、それを理由に工事中止になった見通しの甘さ。3:11を教訓に速やかに実施したならば2000万で工事が実施でき安全が保たれたことになります、棚上げされてきたことは遺憾であります。
どのような理由にせよ、、令和4年度に耐震補強実施設計250万を支出していること。公共工事において入札不調となり工事中止になった場合、その理由を明確に市民、事業者に説明する責任があること。説明責任を果たさなければ公共事業の透明性が確保されない、市民の理解と信頼が得られない。と私は考えます
副市長に伺います
●また,工事中止であり、今後工事は行わない旨説明せず、公共施設再編方針素案に廃止を盛り込んだことについて、説明責任を求めます
●この件は謝罪すべき行政事務執行にあたると私は考えます
次に、公共施設等総合管理計画と公共施設再編方針観点から説明を求めます
管理計画は平成28年5月策定、令和4年3月に改訂。方針は平成27年3月に策定で改訂はされていません、いずれも10年計画
公共施設体育館について「既定計画」の公共施設再編方針に基づくと記され
新利根体育館、東農業者トレーニングセンターは
当面は[仮]稲敷中央体育館を補てんする体 育館として、大きな投資等を行わない範囲で の暫定的な利用とし、以下の機能を配置する。社会体育機能(拠点の支援等)
耐震補強を速やかに実施しなかったことは否めませんが、この方針に基づき、東農業者トレーニングセンターに新たな投資をしない方向性については理解するところです、しかし、
令和7年度当初予算で新利根体育館の改修目的に1億5000万がつけられました。
これは、市民要望によるものとの説明がありました
現在、公共施設再編方針の素案に至ったところであり、新たな方向性は検討段階であるにも関わらず、透明性に欠ける行政事務執行と思えます
なぜなら、ルールや決まりがあり、その上で適正な行政事務が行われています、計画や方針は重要な役割であり、行動指針と考えます、ですから計画や方針をもとに予算編成も行われています
新利根体育館の改修自体ではなく、事業計画の明確化、計画や方針の見直しなど、しっかりとしたプロセスを踏むことの重要性について問題提起をしています
このような進め方をする前段で、新利根体育館の照明はハロゲンで、数年前からどのようにしていくか、担当した職員は悩ましかったはずです、これまでの間に計画等を見直すこともできたでしょう
新利根体育館と東農業者トレーニングセンターは同じ扱いの方針があるにも関わらず、進めている内容に乖離があること。透明性を損なう可能性があること。
実際にこのように進められたことは事実であります
正当性、整合性、透明性、明確な行政事務執行のあり方について伺います 副市長
●計画や方針に沿わない事業は慎重を期さなければ、混乱を招き統制が利かなくなる考えます
ですから、新利根体育館をこのように進めることは、整合性からも、東農業者トレーニングセンターの廃止の方向性は市民の信頼を失墜する行為であり、東農業者トレーニングセンターも同じように、有利な方策を活用して改修しなければならないと考えます。
問題提起したこの一連の件について、今後の対応を伺います 副市長
●今後、学校施設適正配置、公共施設再編が進められます
計画は行政の目的達成のための指針です
計画、方針に沿わない事業がまかり通るならば、市民要望に全て応え、後から理由づけをすることになります。
それであるならば、時間と費用を費やして様々な計画や方針を作成する必要がないと言えます
市民の付託で選ばれた議員としての責務をまっとうする上で、市議会議員の仕事である行政のチェックは、計画や方針に基づいて行い、市議会は、市民の要望を反映させるために、市の予算や条例の審議、行政活動の監視などを担っています。市議会議員は、これらの仕事を通じて、行政が適切かつ効率的に行われているかを確認することです、ですから、計画や方針は重要であります。
この件に留まらず、計画や方針に見合わない事業実施や予算計上後そのままになっている事業があります。
人口が減少し、財源も枯渇していくなかで、どの事業を取りやめるかを真剣に考えなければならない状況となり、自治体の実力がそのまま地域の活力に表れるというシビアな現実が見えてきていると言われます。
だからこそ、市民福祉の向上と信頼ある行政運営は重要であります。
行政運営におけるアカウンタビリティ、いわゆる説明責任について市長の考えを伺います