7/13 あずま北小学校 稲穂が出てきました。
5年生が5月に田植えを行った田んぼ。青々と順調に成長し、稲穂が出てきました。あと1ヶ月も立たないうちに黄色く色づき、黄金色に。刈り取りも自分たちで行います。
さて、その間の管理はどうでしょうか? 毎日水のチェック、肥料、雑草の管理までして初めて米になるのです。水も土地改良のシステムのおかげで蛇口をひねれば水は出ますが、水があれば良いわけではないようです。
今米騒動の真っ只中、米が高いという消費者の声、備蓄米放出へ様々な声。
米どころでありながらそこに住む子供たちが米作りを知らないこれが現実です。北小の目の前は校歌にもあるように「八千石の美田」。ようやく田植え稲刈り体験が実現しました。ぜひ稲敷市全学校で体験してもらいたいと強く願うものです。
さて、水の管理の話ですが、耕作を依頼している方々のあるある話。土地改良費用が高いと嘆かれます。土地改良費は貸し手が払うので担い手はある一定の金額を支払います。その昔「水泥棒」という言葉がありました、夜中や早朝に自分の田んぼに水を入れるため、他の田んぼの水路を閉ざして自分の田んぼに水を引く。ようは、水の取り合い合戦をしたのです。土地改良のシステムができて心配はなくなり十分な水が田んぼに入ります。そのおかげで、担い手不足でもなんとか維持していけている、メガファームも可能なのです。
5キロ4500円で60杯のご飯、一杯100円(電気料金含まず)以下
米が高く買えない、おかずだけ食べている、米を腹一杯食べたいという声
米づくりの体験をしてみてください。猛暑の夏も変わらず外での作業がつづきます。