ユニバーサルデザインに基づく安心で親しまれる公園づくりを目指す中、市公園での遊びの機会不足や維持管理費見直しの必要性から、障がいの有無を問わず多様な仲間と出会い、育ち合う機会創出のため、インクルーシブ遊具の設置を提起します。まず、現在の公園の利用状況、維持管理費、取組みを伺います。
土木管理部長:利用者数を計測するための体制は整えておりません。令和5年度の公園の予算額は約7,220 万円で、ユニバーサルデザイン導入の取組みは、11 公園のうち7公園で、和式から洋式への便器交換を行っています。
インクルーシブ遊具設置の考えを伺います。
副市長:インクルーシブとは、ユニバーサルデザインだけでは解決できない心のバリアをなくす考え方で、遊具のデザインだけでなく、周りの協力が重要であり、多様な人々の利用が増えることで、公園を皆で育てていくことだと認識しています。財源はふるさと納税や宝くじ助成金を活用でき、インクルーシブ遊具の導入は本市にとっても効果的と考えています。
公民館を核とするまちづくりにプラスした交流拠点として、インクルーシブ遊具のある公園、学校跡地の利用など、そんな、憩いの広場、まちづくりはいかがでしょうか。
市長:公園の整理やリニューアルは重要です。また、公民館での設置や子育て支援住宅周辺の公園整備など、各計画の中でインクルーシブ遊具も検討していきたいと思います。